1クール目終了後から2クール目始まる迄

12月25日後の3日後、再度、『2クール目の抗がん剤治療をする為に大晦日から、入院して下さい。』『実は、正月明けから転勤するので、メイン主治医に伝えておきますね。』とサブ主治医から連絡がありました。急に、そんな事言われてても、気持がついていないし副作用もまだ抜けていない。まして、正月から祝日勤務体制。おまけに、抗がん剤治療を経験している情報を見ても2クール目の方がかなりきついらしい。
そんな中で1クール目の時にはほとんど、病室に見に来てくれたサブ主治医はもういない。もう、副作用の不安はマックス。この事を聞いてから大晦日迄、深い眠りにつけなかった。

12月31日大晦日
強制に入院する事も考え、入院道具を持ち病院に行く。この日は日曜日の為、救急診療科に通され、いつも通り、レントゲンと血液検査と尿検査が行われた。少し、待っていたら、救急診療科の看護師から『主治医から血液、尿、レントゲンは入院できる範囲内なので、主治医から許可が出ましたので、泌尿器科の病棟にあがって下さい。』と淡々と答えたので、余りもはらただしくなり、『主治医と話たいのでしばらく待っています。』と言って待っていたらサブ主治医が来てくれ、今の状態と悩みを説明した。
そうしたら、サブ主治医の考えだろう、自分自身も正月から居ないし、再度メイン主治医の話を聞いてもらう方が患者側にとってもいいし、責任がなくなるからの判断だろう。私の主治医は月曜日。外来8日も祝日で外来は休み。
したがって、正月後の1月15日のメイン主治医の診療日迄、延期する事となった。(後で知ったが1クール21日間はよっぽどでない限り、守った方が良いらしい)
この時も、胸はムカムカが止まらくいつ、吐き気、嘔吐、が出てきてもおかしくない位きつい。
しかし、正月後の15日迄気になっる事だけはやっときたいので皮膚科、口腔外科、精神科をサブ主治医に予約してもらいました。

1月9日
皮膚科、精神科
皮膚科は1クール目の前に行ったきり、診察はしていませんでした。
私は、けっこう、肌が弱くアトピー肌なので、すぐ、ニキビや湿疹ができやすいです。できると気になってすぐ掻いてしまいます。治療中は感染しやすいと聞いていたのでそれまで、見てもらいかったので見てもらいました。また、高位精巣摘出手術後の部分が未だに、疼くので皮膚科でも見てもらいました。皮膚科では、手術部分はエコーを撮る事になり、15日の泌尿器科に結果報告になりました。
精神科は1クール目と一緒です。治療方針と抗がん剤治療の副作用の不安、今回は、主治医と病院の流れの愚痴を聞いてもらう為に通いました。今も治療方針は納得していないので、ストレスがたまっています。この時も、吐き気、胸のムカムカは止まらないが吐き気止めは抗がん剤治療の時迄、がまんする。

1月10日
口腔外科
口腔外科は1クール目と同じです。
抗がん剤治療をすると口から感染する事があると聞いたので、私は、歯ブラシが苦手だったので、歯は最悪。ある程度、歯の治療をしてもらう。
エコー
エコーは皮膚科から紹介してもらいエコーの先生は難しい、顔をしたが、手術の事を伝えてると表情が増しなった。
この時もムカムカは止まらない。

1月15日
まず、泌尿器科の受付に行く。
いつも通り、血液検査、尿検査を済ませ、時間待ちで皮膚科のエコーの結果を聞きに行きました。
結果は陰部に2㎜と9㎜の水が溜まっているみたいだが急いで外科手術もしなくて良いらく経過観察でと言う事となった。
泌尿器科では、再度、サブ主治医の事をメイン主治医に伝えてると納得してくれた。私は、1クール目も副作用が辛いと感じたので、治療方針や治療薬の軽減を伝えてたが全て、脚下された。でも、私も食い下がれなかったので、再度、サブ主治医を付けてもらう事、入院中は、常に妻が付き添いができる事を条件に仕方なく承諾をした。(私の病院では、24時間看護体制で家族の付き添いはいらないらしいがそんな話、信じられる訳もなく妻にお願いし、高位精巣摘出手術の時も、1クール目の時も病院で寝てもらった。(ただし、病室では、他の患者さんに迷惑がかかる為、デイルールで寝てもらうのですが)この時もムカムカは止まらない。この2、3日後、抗がん剤治療をしていないのにきつい吐き気がしたので、吐き気止めを飲むがムカムカは止まらない。

いよいよ、明日(1月21日)から2クール目が始まる為に病院に行きます。未だにムカムカは止まらない体も万全じゃないのでますます、不安が残ります。

いろんな、資料を読んだが吐き気は治療を辞めると収まると書いてあったがまったくの嘘である。

医師達は標準治療に頼り過ぎ、患者の要望、悩みを良く聞いて欲しい。また、治療方法、日程、日数の選択肢を増やして欲しい。ほとんど、医師は標準治療にのっとり、患者の事の思い悩み、体調を聞かず半強制的に治療を始める。私の病気、精巣腫瘍はまれな病気だが、少ない病人だからこそ、患者の様子を見極め、副作用で辛い思いを患者がいたら、緩和に対処してくれれば医師達も治療がしやすくなると思う。